2019年5月21日更新
ようこそ「僕が宗教をやめた理由」へ。
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「たった一冊の本が、人生をガラリと変えた」
あなたにはそんな経験がありますか?
今回は、
という方におすすめの本を集めました。
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このブログを読んでいる方の中には「宗教をやめたい」と考えている方も多いでしょう。
過去にブログで「宗教をやめるとどんなことが起こるか」を記事にしたことがありました。↓
「宗教やめたい!」二世信者がやめる前に知っておくべきこと - 僕が宗教をやめた理由
そこでは割合広く適用される内容を書きましたが、今回はわたし個人の体験をベースに可能性として起こりうる体調の変化について短いですが触れていこうと思います。
宗教をやめたあと、心理的な負荷が生活に影響を及ぼすことがある。
— カチローはもう二世信者じゃない (@neutral_kachiro) 2019年1月9日
例えば「パニック障害」。
突然、動悸や目眩がして、心臓がドクドクする。「死ぬのでは?」と強い不安を覚える人も。
ただそれは神からの罰ではない。
安心感を伴う「所属」を失ったことによる症状。
心療内科に相談するのも良し。
良かったです!
— カチローはもう二世信者じゃない (@neutral_kachiro) 2019年1月9日
面倒なのは内科や外科に行っても「異常がない」って言われることですね。
体感的には吐き気とかあるのに「何もない」って言われると結構なショック🤯
宗教の依存症は強烈ですから。勢いだけでやめると何かしらの症状につながりかねないので、
— カチローはもう二世信者じゃない (@neutral_kachiro) 2019年1月10日
・経済的
・精神的
な自立が優先されますね…。
まず「宗教をやめた」と自覚しはじめたころ、わたしは電車に3駅も乗っていること難しくなりました。
駅を降りては乗り直すという状況が数ヶ月続いたのです。そうやって職場に出勤する日々が続きました。
不安な気持ちが強くなってある時はお腹が痛くなって、またある時は強い不安から頭がフラフラするような日もありました。
ただ、座席に座れたときは少し落ち着きそのまま電車に乗り続けられることもありました。
なぜこのような話をあえてするのかというと、特にわたしのような宗教の中で育った二世信者の皆さんは、宗教をやめたあとにこのような体調の変化をある程度覚悟しておいてもらいたいからです。
今までの日常を捨てるということは大きな不安を伴います。
精神的に疲弊すると体調を崩すしやすくなり、
「宗教をやめた罰ではないだろうか?」
「やっぱりあの宗教は正しかったのかもしれない」
と連想しだすことも珍しくありません。
すると「やっぱり戻ろうかな…」と思い出す可能性があります。
信者の中には
「やめてみてから自分の宗教が正しいことに気づいた」
と言って再度宗教に戻ってきたという人も一定数います(二世だったらそういう人見たことあるかもしれませんね?)。
わたしは宗教の中にいたころ、そういう人たちの言うことを鵜呑みにして
「やっぱり自分の宗教は正しいんだ!」
と思っていました。
しかし、自分が当事者になってみて気づいたのは、社会に出てみて何かしらの不都合から戻ってきた可能性も捨てきれないということです。
実際、わたし自身もそうやって電車に乗るのが辛くなった時期に
「もしかしたら…」
と思ったこともありました。
けど、最初は3駅しか我慢できなかったのを4駅に増やしてみて、そこから5駅、6駅・・・という具合に克服していった結果、今ではそれほど不安な気持ちはわきません。
その不安は一時的なもので、時間が経てば腹痛も不安もなくなることがわかりました。
今でも人が密集する場所(満員電車の中とか)にいると自分の意識とは関係なく心臓がバクバクすることがありますが、それも頻度は減ってきたし、起きても一時的なものだと割り切れるようになっています。
宗教をやめてからしばらく起きるそういう精神的なところからくる体調の変化、そういう可能性もあるということを知っていただきたいと思い、この記事を書きました。
そういう不安な時期がありましたが、そういった時期を含めて今では宗教をやめて良かったと思っています。
一種の成長痛なのかもしれませんね?
少しずつ人生が楽しくなっていく分、ブログの更新もしなくなっているのは愛嬌。
何が「善」で、
何が「悪」なのか?
それを決めるのは神でしょうか?
それとも人間でしょうか?
一つの宗教でしょうか?
わたしは「ある宗教」を信仰する家庭の中で生まれました(世間ではカルトと呼ぶ人も多いです)。
親が信仰を始めたので、その子であるわたしは二世信者と呼ばれます。
2019年現在、わたしは家族の中でたった一人宗教をやめています。
30歳を目前に宗教をやめることにしたのです。
生まれたときから宗教の中で育ってきたわたしにとっては、そこが世界のすべてでした。
だからこそ、「宗教をやめる」ということは人生がひっくり返るくらい大きな決断が必要だったのです。
もしも「死」というものが、今いる世界から別の世界へ生まれ変わるという意味なら、わたしは一度死んでいると言えるでしょう。
そう思えるくらい、わたしの人生にとって宗教をやめることは大事件だったのです。
続きを読む私は親がある宗教の(熱心な)信者だった人間です。
私のように親がある宗教の信者でその中で生まれた、または育った人のことを
二世信者
と言います(大きな宗教なら二世信者の子に生まれた三世信者もいます)。
さて、もしあなたがこの「二世信者」という単語にあまり親しみがないのなら、そこにどんな問題が起こっているか、すぐにイメージはしづらいでしょう。
ここでは(私のように)この二世信者として生まれてきた人たちが、どのような境遇の中にいるのかを解説していきたいと思います。
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この記事は過去にメールで相談いただいた内容を編集して掲載しています。
まきのさん(仮名)
はじめまして。
私も二世で、脱退を考えています。
色々なサイトをまわりましたが、脱退方法についていいアドバイスがありませんでした。
このブログはとても参考になりました!
おそらく脱退となると全力でとめられ、家族とも縁を切ることになると思うのですが、少しでも円満に解決するためのアドバイスを下さい!!🙏
よろしくお願いします。
過去にメールで相談いただいた内容を編集して掲載しています。
さとしさん(仮名)
◯◯会(宗教名)の二世(20代)です。
ブログを拝見いたしました。二世として自分が教団の中で考えていたことを代弁してくれているようで、何度もうなづきました。
私自身、宗教をやめようかどうか悩んでいます。けど、やめたらどうなるのか不安でもあります…。
次回の記事で構いませんので、良ければ「二世が宗教をやめたあとどうなるのか」について書いていただければ幸いです。
続きを読む2019年2月13日更新
宗教は違っても「二世信者」という共通点で、共感できることって多いなとTwitterをやりながら思う今日この頃。
そこで今回はいつもと趣向を変えて、元二世信者が書いているブログをいくつか紹介しようと思います!
歩んできた人生は違うため、宗教に対してもそれぞれに異なった視点を持っています。
「こういう二世もいるんだな!」
「あ、ここは考え方似てるな!」
「え??なにその世界観??」
と、いろんな発見があるでしょう!
※基本的にブログの運営者に許可をいただいた上で掲載しています。
(元エホバの証人二世のブログが多いことに気づいたのは後から…。また、ちょくちょく追加します)
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Twitterを始めてから気づいたことがありました。
宗教が違っても、生まれたときからその宗教の中で育っている「二世信者(※)」という人種には多くの共通点があることです。
(※)二世信者とは:親がある宗教を信仰していて、その家庭の中で生まれ育った人のこと。カルト色の強い宗教・新興宗教になると、望まないのに信仰を強要されることがある。
自分の宗教だけの話かと思ったら、想像以上に同じような境遇の二世信者がいることには、正直驚きました(良いことなのか悪いことなのか…苦笑)
そこで今回は「二世信者あるある」として、二世信者だからわかる事柄をまとめてみました。二世信者の皆さん!いくつ当てはまりますか?(笑)
あなたが二世信者なら
「そうそう!」
「ウチの宗教でいうところのあれだな!」
という見方ができるでしょう。
逆に宗教に関心がある方なら、意外な発見(?)があるかもしれませんね?
「へ~二世信者って大変だな~」って思ったらTwitterやFacebookとかでたくさんシェアしてほしいです!
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数多くの宗教が「世界平和」の大切さを社会に訴えています。同時に数多くの宗教が争いの火種となっている側面は否定できません。
私がいた宗教も対社会的には平和を訴えていました。しかし、その中身は信者同士の言い争いや分派への蔑視、他宗教への嘲笑が日常的だったのです。口では平和を語りながら、その態度は自分たち以外の存在を見下しているのがわかりました。
宗教信者はなぜそのような自己矛盾に気づかないのでしょうか?
続きを読む人は熱心なカルト信者を見ると
「盲信している」
「周りが見えていない」
と言ってその人たちを説得したり軽蔑したりします。
しかし、わたしは自分の体験と社会心理学の観点から、それはむしろ逆だと考えています。
そう、カルト信者たちは、自分が常識とは違う態度や行動を取っていることを認識しているが故に、熱心に信仰しているということです。
おかしいと自分でも理解しているんです。
「そんなバカな?!」と思う人もいるでしょう。
しかし、実際に理論立てて“説得”して、それはうまくいくでしょうか?
恐らくうまくいかなかいはずです。
むしろ説得しようとするあなたを敵とみなすでしょう。
続きを読むインターネットの発展によって、今では誰もが“国境”という壁を超えられるようになり、日本国内に留まらず世界の人との交流や情報交換も容易になりました。
さらにスマートフォンやタブレットのような“持ち運べるデバイス”の登場により、文字通り「どこでも」ネットにアクセスできるようになっています。
そんな中、いくつかのカルト宗教はインターネットの存在に脅威を感じているようです。
実際にわたしがいた宗教でも、
「インターネットを見ると信仰心が奪われる」
「悪魔が潜んでいる」
と言って、信者がネットをあまり利用しないよう警告していました。
今回は、そんなカルト宗教とインターネットの関係について少し触れていきたいと思います。
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わたしのブログをよく読んでくださっている方なら「お金に対してもっとポジティブになろう!」という内容をところどころで見かけたことがあることでしょう。
宗教を卒業するには精神的な自立だけでなく、「経済的な自立」も重要になると考えているからです。
お金を稼ぐことは重要です。
お金は物事の「価値」の対価として支払われるもの。
つまり、お金が稼げないということは社会に対して価値を与えていないことになります。
存在価値はまでは否定しませんが、お互いを高めあう社会的価値はないに等しいです。
今回は、その考えを土台に二世が「自分のビジネス」を持つには、どのような方法があるのかを紹介いたします。
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音楽。
それは人の感情に深く影響を及ぼします。
ここではそんな方におすすめの音楽を紹介します!
※思いついたら随時追加していきます。
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毎日2回か3回宗教儀式があった。忙しいのだ。
— カチローはもう二世信者じゃない (@neutral_kachiro) 2017年5月22日
続きを読む客観的な意味で善悪はないのかも知れませんね?
— カチローはもう二世信者じゃない (@neutral_kachiro) 2018年2月3日
もちろん同じ社会を共有しているので、適切か不適切かはありますが、全人類共通の善悪はあるものでしょうか。国とか時代によっては、人を殺すことも完全な悪にはならないこともあるのですから。
ある日わたしの家のポストに興味深い手紙が入っていました(恐らく手で書いたものを大量にコピーして配布したもの)。
内容はA教という某有名カルト教団をやめたというもので、見出しには大きくこう書かれています。
その時はこのブログをやる予定もなかったので、読み終わったらそのまま捨ててしまいました。
そのため内容は記憶の中であいまいなものです。
しかし、その内容は宗教をやめられない人の心理がよくわるものでした。
そこで今回はその手紙の内容を元に多くの新興宗教を信じている人たちの心理を分析していきます。
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