2019年2月13日更新
宗教は違っても「二世信者」という共通点で、共感できることって多いなとTwitterをやりながら思う今日この頃。
そこで今回はいつもと趣向を変えて、元二世信者が書いているブログをいくつか紹介しようと思います！
歩んできた人生は違うため、宗教に対してもそれぞれに異なった視点を持っています。
「こういう二世もいるんだな！」
「あ、ここは考え方似てるな！」
「え？？なにその世界観？？」
と、いろんな発見があるでしょう！
※基本的にブログの運営者に許可をいただいた上で掲載しています。
（元エホバの証人二世のブログが多いことに気づいたのは後から…。また、ちょくちょく追加します）
- 創価学会なんていらないアラフォーで非活動になった創価学会三世が過去を振り返るブログ
- 獏の腹の中～元エホバの証人2世のブログ～
- たもさんのカルトざんまい
- ににどっとねっと
- 宝本夢子オフィシャルサイト
- 悪魔に恋しちゃダメですか
- 神さまの向こう側へ統一教会祝福二世の歩み
- 元エホバの証人二世ルデアの傷跡ブログ
- 命の泣き声～うつ病との格闘の記録～
- 継続して追加中！
創価学会なんていらない
アラフォーで非活動になった創価学会三世が過去を振り返るブログ
画像引用元：創価学会なんていらない
| 運営者 | 有栖 さん |
|---|---|
| 宗教 | 創価学会 |
| URL |
創価学会系のブログは難解な宗教用語や漢字が多くて、なかなか良いところが見つからない中で発見したのが、創価学会三世有栖さんの「創価学会なんていらない」でした。
す～ごくわかりやすい文章表現です（見習いたい）。内部にいる人の心情がよくわかります。
何が興味深いかというと、2016年の非活動になってからのご自身の体験談をベースに、そのころにどんなことを考えていたかがリアルタイムで書かれている点です。
内部にいたころと、ネットを見て客観的に創価学会という組織を見直した際の衝撃が、読者からしてもイメージしやすい表現でつづられています。
創価学会なんていらないのおすすめ記事★
有栖さんが小学校で「自分以外の子が創価学会じゃないことに気づいた出来事」について書かれています。
学校というのは二世・三世信者にとって、ある時は過酷な環境になることがあります。
特に「みんなと自分は違う」と認識したときに、どのような反応をしたら良いか困るんですよね…。
二世・三世であれば共感できる内容も多いのではないでしょうか？
宗教によっては「自分という存在を否定する方向」に信者を仕向けることがあります。
- 自分の考えを
- 意見
- 思想
などがその宗教の教義から外れていると「自己中心だ」「自己否定しろ」と暗に伝えてくるのです（「考えること」が許されない）。
私のいた宗教もそういう側面があって、自分で考えることをやめた信者たちは教団が言っていることをそのまま鵜呑みにする傾向がありました。
この記事を読んで、「あ、やっぱり創価学会もそうなんだ」と気づかされました。
創価学会なんていらないはこちらをクリック↓
獏の腹の中
～元エホバの証人2世のブログ～
画像引用元：獏の腹の中
| 運営者 | EwanOrient さん |
|---|---|
| 宗教 | エホバの証人（JW） |
| URL |
EwanOrientさんのブログ「獏（バク）の腹の中」は、JW二世として歩んできた半生を文章と漫画イラストともに紹介しています。
初めてエホバの証人について具体的に調べたときに見つけたんですが、読んでいて「こんなハードな宗教が日本にあるんだ？！」と驚かされました。
（通勤中に読んで、乗り換えの途中で立ち止まって読み込んで遅刻しかけて、会社でも読んで仕事が遅れたのは愛嬌）
と、同時に、
このイラストのタッチが好きなんです！↓
線の中の立体感とか、
哀愁ある効果音の描写とか、
ガラスの反射とか、
こういう絵、好きなんですよね～♥
すべての記事にイラストがあるわけではありませんが、図解なんかにも使われていて、何も知らない私でもJWのことが理解できました！
獏の腹の中おすすめ記事★
JW思い出供養は、EwanOrientさんの体験談を漫画付きで紹介していて、全部で16記事（2019年1月現在）あります。
これ、読んだ。全部読んだ。（笑）
「ほぇ～」
「うぉ～」
「マジで？！」
って、変な声出しながら全部読んだ。
いろいろ考えさせられるシリーズです。
エホバの証人をやめた人がたどるその後の人生をイラスト図解で紹介している記事です。
この図解を見ていて「自分にも似ている節がある」と感じました。
もちろんわたしとは違う宗教なのですが、このプロセスは多くの二世信者に適用されるんじゃないかな？って感じます。
わたしのブログもこの図解に少なからず影響を受けました。
獏の腹の中はこちらをクリック↓
たもさんのカルトざんまい
| 運営者 | たもさん |
|---|---|
| 宗教 | エホバの証人（JW） |
| URL |
コミックエッセイ
「カルト宗教信じてました。『エホバの証人2世』の私が25年間の信仰を捨てた理由」
の著者、たもさんのブログです。
【アマゾン購入リンク】
カルト宗教信じてました。 「エホバの証人2世」の私が25年間の信仰を捨てた理由
- 作者: たもさん
- 出版社/メーカー: 彩図社
- 発売日: 2018/05/01
- メディア: 単行本（ソフトカバー）
- この商品を含むブログ (1件) を見る
この本のレビュー記事を私のブログで書きました。
とても明るい方で、ブログの文章にもその明るさがにじみ出ています。
テレビにも出演されたんですよ！
また、ブログの中で時々描かれるイラストや漫画も表情豊かなキャラクターが笑わせてくれます(笑)。
たもさんのカルトざんまいおすすめ記事★
たもさんがテレビに出演された時のことを漫画形式で書いている記事です。
テレビに映りながらいろんなことを考えているたもさんがオモロイですが、宗教についていろいろ考えさせられる内容でもあります。
短い記事ですが、たもさんのコミックエッセイのちょっとした続きを読んでいるみたいで、面白いです。
お父さんのキャラが良いんですよ～（笑）
たもさんのブログはこちらをクリック↓
ににどっとねっと
| 運営者 | にに |
|---|---|
| 宗教 | 真如苑（しんにょえん） |
| URL |
Twitterで知り合ったににさんのブログ。
ブログのテーマは私のと近しいものがありますが、「違う二世からの視点」ということもあり新鮮な内容も多いかと思います。
Twitterでお友達になってから、宗教をやめるまでの過程を追っていたのでこうして元二世ブログ仲間となってくれて、なんだろう、感慨深いですｗ
更新頻度すご！そのバイタリティーほしいわ～
ににどっとねっとおすすめ記事★
宗教ごとの退会方法がまとまった貴重な記事です。
たぶんこの通りにはいかないケース（教団側の都合で）もあるのですが、それでも方法を探して掲載してくれているのはありがたいですね！
わたしのブログにも「宗教をやめたい二世信者へ」という記事はありますが、ににさんの場合はもっと実践的な印象を受けます。
特にににさん自身の体験談と織り交ぜて解説されているので、リアリティもあっておすすめ！
ににさんのブログはこちらをクリック↓
宝本夢子オフィシャルサイト
| 運営者 | 宝本夢子 さん |
|---|---|
| 宗教 | 非公開 |
| URL | https://yumeko.info |
Twitterで出会った夢子さんのブログ兼オフィシャルサイト。
自他ともに認めるスピリチュアル大好きな元二世信者さんです。
シンガーソングライターとでもあり、ヒーラーでもあり、なにやらいろんな肩書きを持っています。
その視点から見た宗教というのは、また違った世界が見えてきます。
宝本夢子さんのおすすめ記事★
わたくしカチローのブログは理論立てて文章を構成するのが好きなのですが、夢子さんの場合はもっと「気持ちの部分」を表現するのが上手です。
それがよく表れているのがこの「宗教二世で理解されない悩みがあるあなたへ」です。
わかるわかる！ってなりますｗ
「もっと自分を大切にしませんか？」と問いかけるような記事です。
二世が宗教をやめるときにどうしてもネックになるのが「親の存在」ですよね。
それに対してどのような気持ちで向き合うか、決意するかが書かれています。
宝本夢子オフィシャルサイトはこちらをクリック↓
悪魔に恋しちゃダメですか
画像引用元：悪魔に恋しちゃダメですか
| 運営者 | しゃも さん |
|---|---|
| 宗教 | エホバの証人（JW） |
| URL |
エホバの証人をテーマにした自作の漫画を公開しているしゃもさんのサイト。（JWの二世は絵描きが多いのか？）
エホバの証人の信者は悪魔を毛嫌いしますが、本作のメインキャラクターはなんとその「悪魔本人」というもの。
悪魔の視点から見た宗教（エホバの証人）という構図、世界観がとても興味深く、笑わせ要素もありながら、悪魔の発する一言ひとことに考えさせられる内容が多いです。
JWの方以外でもわかりやすくなっているので、ぜひ読んでいただきたいです！
悪魔に恋しちゃダメですかおすすめ記事★
「悪魔に恋しちゃダメですか」の第一話。
悪魔が人間を惑わせようと地上に来たのに、そこにあった宗教の信者は悪魔に「こいつら悪魔か？」と言わせるような人たちばかり（人の不幸を喜ぶ）。
そんな信者たちが集まる中、悪魔は一人の少女と出会います・・・
本編とは別にしゃもさんご本人の体験談も一緒に掲載されています。
この「母」 は、娘であるしゃもさんを心配する母親との話を8ページほどの漫画にしたもの。
宗教活動にどっぷりつかる娘に対してかける母親の言葉が、厳しくも愛情を感じさせます。
私の親は信仰抜きで純粋に「私はあんたに幸せになってほしいだけ」と言ってくれる人だったのだろうか…。
しゃもさんの「悪魔に恋しちゃダメですか」はこちらをクリック↓
神さまの向こう側へ
統一教会祝福二世の歩み
画像引用元： 神さまの向こう側へ
| 運営者 | tea さん |
|---|---|
| 宗教 | 統一教会（世界平和統一家庭連合） |
| URL |
運営者のteaさんは、現役の二世信者で宗教の中で家庭を持ちながら、宗教の問題点をブログで指摘している珍しい方です。
科学者ということもあり、非科学的な宗教に対しては厳しい意見を抱いていらっしゃいます。
ブログの内容はとても理論的で時々難解。聖書に対する多少の知識は必要です。
記事投稿数はまだそれほど多くはないですが、内容が厚くて発見の多いブログでもあります！
神さまの向こう側へおすすめ記事★
復活する救世主たち 新約の読み方①touitsukyoukai.wordpress.com
もしも「イエス・キリストが、その時代に流行していた話の産物だ」と言われたらあなたは信じますか？
神の息子が死んで復活したというよく聞くイエス・キリストの復活の奇跡が、実はもっと古い時代からの「流行語大賞」みたいなのを真似した話だったとしたら？
聖書がすべてだと思っている信者からしたら信じられませんが、この「復活する救世主たち」を読むことでその聖書ができた時代的背景を見るともっといろんな「事情」があったことに気づかされるでしょう。
（また「救世主たち」っていうタイトルが良い！）
神さまの向こう側へ 統一教会祝福二世の歩みはこちらをクリック↓
元エホバの証人二世ルデアの傷跡ブログ
画像引用元：元エホバの証人二世ルデアの傷跡ブログ
| 運営者 | ルデア さん |
|---|---|
| 宗教 | エホバの証人（JW） |
| URL |
元エホバの証人二世ルデアさんの人生についてつづられているブログです。
なかなかハードな人生が垣間見える内容になっています。
それでも前向きに人生を歩んでいることがわかるので、こちらからお願いして掲載させていただきました！
元エホバの証人二世ルデアの傷跡ブログのおすすめ記事★
タイトルの通りルデアさんのお母さんの話ですが、宗教についてとても考えさせられる内容の記事です。
- 宗教が信者に与えているものは何なのか？
- 信者が信仰を続けている理由は何なのか？
- 信者が「本当に手に入れたいもの」は何なのか？
このようなことを考えながら読んでみてください。
わたしの親、そしてわたしのいた宗教の中にも程度の違いはあれ、同じような信者はいました。
- 家庭環境
- 結婚と離婚
- 精神障害
など、ルデアさんの半生を振り返り、その中から見出した人生観に触れられています。
文中の「愛されるために頑張るのは間違い」という言葉にはとても重みを感じます。
元エホバの証人二世ルデアの傷跡ブログはこちらをクリック↓
命の泣き声～うつ病との格闘の記録～
画像引用元： 命の泣き声～うつ病との格闘の記録～
| 運営者 | たかし さん |
|---|---|
| 宗教 | 天理教 |
| URL |
★サイトの運営者とは連絡が取れなかったのですが、Twitterで推薦されていたので掲載いたしました。
運営者であるたかしさんは、重度のうつ病と診断されました。
最初は過労が原因だと思っていたのが、カウンセリングを受ける中で過去に親から受けた天理教の教育に大きな原因があることに気づいたのです。
「天理教」と聞くと私の中では、
大きな太鼓
くらいのイメージしかありませんでした（正しいかどうかも分かりませんがｗ）。
あと過去に天理教の信者の方とお話しする機会もあったのですが、そんなに悪い印象は受けませんでした。
けど、この「命の泣き声～うつ病との格闘の記録～」を読むと、カルト色のある宗教と似たような現状があることに気づかされます。
たかしさんの天理教や家庭のこと、人生に至るまで、厚みのある文章で、深い考察が垣間見えるサイトです。
命の泣き声おすすめ記事★
教祖である「中山みき氏」について考察されている記事です。
もしもあなたが教祖のいる宗教を信仰している、または信仰していた経験があるなら、「あれ？これうちの宗教にも当てはまるのでは？」と思う部分があるかもしれません。
洗脳について書かれている記事です。
宗教が論理を崩壊させて、感性で信仰させるプロセスについて具体的に書かれているので、より客観的に自分の宗教を見つめなおす機会にもなるでしょう。
命の泣き声～うつ病との格闘の記録～はこちらをクリック↓
継続して追加中！
まだ途中ですが、継続して追加していきます！
カチロー
