熱心な信者はその多くが宗教を信仰することで幸福を獲得しようとしています。
「信仰していれば病気が治る」
「死んだ後に極楽浄土(天国)に入ることができる」
「真っ先に恩恵を受けることができる」
口では言いませんが内心ではこのように思っています。
もちろん誰もが幸せになりたいと思っているでしょう。しかし、宗教が幸福を提供してくれることは本当にあるのでしょうか?
わたしの考えでは宗教の先に幸福はありません。
宗教は自分を成長させるためのプロセスの一部であってゴールではないからです。ある程度したら今いる宗教を卒業することを考える方が賢明ではないでしょうか?
もちろん、幸福につながる要素はあるかも知れません。しかし、全体で考えるとやっぱり一部でしかないように思います。
少なくとも宗教だけで幸福が決まることはありません。
もっと言えば本当に幸福な人は幸福を求めることもしないのではないでしょうか?
「〇〇だから幸福だ」
「〇〇だから不幸だ」
宗教の中にいても幸福と不幸の論争は解決しませんでした。
結局幸福とか不幸とかから自由になった人が本当の幸せものなんじゃないか?と思う今日この頃。
猫になりたい。