僕が宗教をやめた理由

【実録】30年間信仰していた新興宗教をやめた男の体験記

【体験談】宗教か子どもか。自己犠牲ってそういう意味?

高熱の子どもよりも宗教活動

どもの頃保育所で高熱をだしたことがありました。

保育所から母に「高い熱なので今すぐ保育所に来てください!」という電話がかかってきたそうです。

母はその時、教団の活動中でした。

 

電話を受けた母は活動を抜けて保育所に駆け付けると、保母さんにこう言ったそうです。

「何かあったら責任を取りますので、この子をよろしくお願いします」

そしてまた宗教活動に戻りました。

 

これを聞いてどう思いますか?

 

あなたがどの立場にいるかでその意見は変わるでしょう。

もしもあなたが宗教と関係のない人なら

「子どもが危険な状態なのになんて無責任な!」
「何が責任だ!」

と思うかもしれません。

しかし、新興宗教ではそれが“自己犠牲”になり「信仰者の鑑」として語り継がれるのです。

母は「親の責任」ではなく、信者としての責任を取ったと他の信者から賞賛されています。

 

実際、母は今でもその判断を誇りに思いながら、その時のことをわたしに語ります。

自己犠牲って・・・

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