音楽。
それは人の感情に深く影響を及ぼします。
- これから宗教を卒業しようと考えている人
- やめたはいいけど、不安が残っているという人
ここではそんな方におすすめの音楽を紹介します!
※思いついたら随時追加していきます。
人生を見つめなおすときにおすすめの曲
「本当にこのままでいいのだろうか?」
「宗教を卒業するべきではないか?」
そう自問自答する生活を続けているあなたに、聴いてほしい音楽あつめました。
同じドアをくぐれたら ~BUMP OF CHICKEN~
BUMP OF CHICKENの「ユグドラシル」というアルバムに入っている曲。
ユグドラシルというアルバム自体が芸術なので、中に入っている曲は全部おすすめしたいのですが、「宗教を卒業しようか迷っている」というので考えるならこの同じドアをくぐれたらはおススメです。
はてなブログがJASRACと提携していないので、歌詞全文は載せられないのですが、「あ、今の自分のことを言っているんだ!」と思えるフレーズが多いです。
まだ、聴いたことがないのなら、あえて先に歌詞を読んでから聴くのが良いかもしれません。
一部フレーズを引用します。
~~~~~~~~~~~~
もう気づいたろう 目の前のドアのカギを
受け取れるのは手の中が空のときだけ
~~~~~~~~~~~~
↑手に入れるよりも先に「手放すこと」のほうが大切だということに気づかされます。
~~~~~~~~~~~~
手に入れるために捨てるんだ 揺らした天秤がかかげた方を
こんなに簡単な選択に いつまでも迷うことはない
~~~~~~~~~~~~
↑「本当に自分の望んでいる人生」を選ぶ瞬間、決断を迫られるときにぐっときます。
家族や仲良くしていた信者、育った環境から離れて、今度は自分の意志で人生を歩もうと決める時期に聴くと良いと思います。あ~ユグドラシルは全部良い。
少年期 ~武田鉄矢 ~
「ドラえもん のび太の宇宙小戦争」という、ドラえもんの中でも結構古い映画の主題歌です。武田鉄矢さんが歌っているのですが、またその声が切ないんです。
歌詞もそうですが、「少年期」という曲タイトルのごとく、自分が子どもだったころのわびしい気持ちがよみがえってくるようなメロディが特徴といえます。
聴いていて、宗教とか組織とかまだよくわからなかった子どもの頃を思い出します。
子供心に立ち返って、もう一度自分の人生や価値観を見直す際に聞いてみても良いかもしれませんね。
雨の日と月曜日は(Rainy Days and Mondays)
~カーペンターズ~
カーペンターズはテンポの良い曲もありますが、ゆったりと時間が流れるような曲は深く心に入ってきます。
この「雨の日と月曜日は」という曲は、その代表格的な一つと言えるでしょう。
この曲は
「本当は何かしないといけない気がしている」
「ここにいてはいけないような気がしている」
そんな心の叫びを、ゆるやかなメロディで表現しています。後半に向かうにつれてメロディが盛り上がりを見せていくのは、今までと違う「何か」に期待する気持ちをあらわしてそう。
その伝えたいところは、目の前の彼氏との日常は悪くないけど、もしかしたら外に出たら、もっと自分を愛してくれる人がいるのではないかとも思っている、的な内容です。
宗教とは関係ない、恋愛事情なのですが、ここで感じる気持ちがなんとなく、宗教を卒業するときのものに近いところもあって紹介しました。
Stop and Stare ~OneRepublic~
ワンリパブリックの曲は歌詞に深みがあり、人生について考えさせられる曲が多くあります。
「Stop and Stare」はそんな曲の中でも、これから自分の人生を生きようとしている人の気持ちを表現している内容です。
周りの人間に合わせて生きている。「あなたは素晴らしい人だ」って言われたい。
けど、本当はそうなりたいわけではない。そうだろ?
こんな感じで自分で自分に問いかけるような内容です。ゆっくり流れるメロディでインパクトは弱いですが、気持ちにズンっと入ってきます。和訳を読んでから聴いてみるのが良いと思います。以下に和訳サイトのリンクを貼っておきます。
自分を奮い立たせるときに聴きたい曲
「今こそ行動に移すとき!」と思ったら、その背中を押してくれる音楽を聴きたいですよね。
そんなやる気をさらに引き出すためにおすすめの音楽を紹介します。イエーーイ!
路地裏の宇宙少年 ~ザ・コブラツイスターズ~
「地球防衛企業 ダイ・ガード」というロボットアニメの主題歌。アップテンポでストレートな音楽です。
まさに今なにかを始めよう!というときに聴きたいですね。
結果出るまでわからない
やってみなけりゃすべてはわからない
結果恐れて泣いてもしょうがない
やってみなけりゃ状況かわらない
どんどん挑戦するメンタルができあがっているならこの「路地裏の宇宙少年」を聴きましょう。ぱ~ぱぱっぱ~ ぱぱっぱ~ぱぱ♪
終わりなき旅 ~Mr.Children~
ミスチルがデジタル配信を始めたときは、うれしくて飛び跳ねました。それは置いといて…。「終わりなき旅」のサビ部分は自分の心に火をともすような気持ちにさせます。
~~~~~~~~~~~~
閉ざされたドアの向こうに新しい何かが待っていて
「きっと、きっと」って、僕を動かしている
いいことばかりではないさ でも次の扉をノックしたい
もっと大きなはずの自分を探す終わりなき旅
~~~~~~~~~~~~
今よりもっと大きな自分がいる、そんな気持ちが次のステップに進む力になる。なんだか勇気が湧いてきます!
歩み ~GREEEEN~
GREEEENの中で「歩み」という曲は、
前進しつづける中で苦悩もあるだろうけど、
自分のことが嫌いになることもあるけど、
それでもあきらめない気持ちの大切さを気づかせてくれます。
マーチっぽい曲調が、より気持ちを奮い立たせてくれます。
「どんな一歩も君になっていく」というフレーズを聴くと、宗教をやめるために変な方向に行きかけたこともあったけど、結果的にそれが以前よりも大きな自分につながっているな思わせてくれます。
もぐらの唄 ~EXPRESS~
「もぐらの唄」は心地よいレゲエのテンポの中に
「あきらめるな」
「どんどん強くなろう」
「人生は一度キリ」
というメッセージをふんだんに盛り込んでいる曲です。
くじけそうになっても進み続けるんだ!という思いにさせてくれます。
歌詞としては「ド」がつくくらいストレートです。それだけに心に直接響いてくるのが特徴。
ただし「がんばろう!」という歌なので、鬱(うつ)の気がある人は控えたほうが良いですね…。やがやがやがよ~
Don't Give Up Yourself !! ~HAN-KUN~
レゲエの中でもかなりアップテンポで、気持ちを奮い立たせてくれる曲はHAN-KUNの「Don't Give Up Yourself !!」。
早口の中に重みのある言葉をどんどん打ち込む感じで、同じレゲエでも先に紹介したもぐらの唄よりも、ガンガン来ます(なにが?)。
Don't Give Up Yourselfは和訳すると「自分をあきらめるな」という意味です。「周りにばっかり合わせて自分を見失うな!」という強いメッセージが込められています。
カラオケではなかなか歌うのが難しそうです。
手紙~未来 ~ケツメイシ~
ケツメイシは純粋に「良い歌詞だ」と思える曲が多いです。
「手紙~未来」は2001年に出された少し昔の音楽ですが、今でも十分に聴ける濃くも胸に響く内容です。
わたしは特にここの部分が好きです↓
~~~~~~~~~~~
行き先は誰も知らねぇ 神様もきっと
すべては決まってるさ なんて君は言う
嗚呼くだらない つまらないし 心埋まらない
つまらない 小せぇ人生より 綱渡りの人生で
憂さ晴らし 俺はそれがいい
あえて知らないページ 俺がめくろう
誰も知らないレール 俺が築こう
~~~~~~~~~~~
宗教の中にいたころは、ある程度自分の未来の生活が予測できていました。
- 定期的に集会に参加して、
- 結婚相手もきっと信者の女性、
- 自分の子どもにも「うちの宗教は正しい」と教育するんだろう
それは「神様が決めたこと」であって、自分では変えられないことだと思っていました。
けど、この歌は「行き先は誰も知らない、神様もきっと」と歌っています。自分の人生は自分の行動の結果なんだと気づかせてくれます。
自分次第で運命は変えられる、という熱い気持ちになります。
Toss The Feathers ~ザ・コアーズ~
「さあ、これから始めるぞ! 」
という決意をもって出発をするときは、それにふさわしい音楽を準備しましょう。
歌詞のないサウンドですが、ザ・コアーズの「Toss The Feathers」は新しいことに挑戦しようとする人におすすめの曲です。
バイオリンとピアノから始まって、少しずつ他の楽器が参加してくる構成は、聴いている内に力が湧いてくるような感覚になります。ティン・ホイッスル、バウロンなど、アイルランド発祥の楽器を使っているのが特徴的。
※ザ・コアーズはアイルランド出身の兄弟姉妹バンド
これを聞きながら一日を始めると、すがすがしい気持ちになりますよ!
思いや考えを深めるときに聴きたい曲
「気分が上がらない」
「将来が不安で憂鬱」
「どうしたらいい…」
こういう落ち込んだり悩んでいるときには、明るいイケイケな音楽を聴こうとするのが一般的な見方ですが、むしろその逆なんじゃないかな?ってわたしは思っています。
気分が落ち込むにはそれなりの理由があるんだから、あえてその流れに身を任せることで、気持ちを整理することにつながると考えています(もっと落ち込めって意味じゃないですよ?笑)。
上がるだけが人生じゃありません。成長とは深めることです。
暗い中にいる自分を見つける助けになる音楽を紹介します。
太陽 ~BUMP OF CHICKEN~
自分が今まで目を逸らしていた、気づいていないフリをしていた部分に気づかせてくれるのがこの「太陽」 という曲。
歌詞は、朝日も見ることができない「窓がなく肌寒い部屋」の中にいる自分を中心に、物語のように進んでいきます。
真っ暗で何も見えない中で生きてきた情景が、自分のような二世信者の立場に投影できます。
目の前にはドアがあって、そのドアノブは壊れかけている、
一回外に出たらもう戻ることはできない恐怖とも対峙している
その描写は「これから宗教を辞めようと考えている信者の苦悩」が感じているものと一致するのではないでしょうか。
深い歌詞にも耳を傾けながら聴いてほしい一曲です。
ジムノペディ第1番 ~エリック・サティ~
「ジムノペディ第1番」は ピアノ独奏曲で、一度は聞いたことがあるという方も多いでしょう。暗い雰囲気の伴奏に、捉え方によっては不気味に感じるメロディがくり返される一曲です。
当然歌詞はないんですが、言葉を超えた何かを自分の中で感じたいときに聴くと良いです。
自分自身を見つめるのは簡単なことではありません。
- 欺瞞
- 嘘
- 見栄
そんな「醜い仮面」をしている自分を受け入れることになるからです。しかし、自分の人生を見つめるには、どうしてもそれらの仮面を外していく作業が必要になるでしょう。
自分の中にある混沌(カオス)と向き合うときには、案外このジムノペディ第1番のような暗い音楽が役に立つんです。
More For Me, More For You ~Young Juvenile Youth~
エレクトロニックサウンドは「キーン」という音がして、あんまり好きじゃなかったんですが、Young Juvenile Youthのこの「More For Me, More For you」はよく聴きます。独特な世界観に惹かれたのかもしれません。
特別盛り上がりのあるものではないのですが、この曲を聴きながら街を歩いている、自分の周囲にあるものの見方が変わるような感覚がするんです。
どう表現するべきかは迷いますが、
- 世の中にはいろんな人がいて
- いろんな考えがあって
- それぞれの生き方がある
とでも言いましょうか。曲自体にいろんな音が混じって交じっているのがそんな気持ちにさせるのかな?ヘッドホンで聴くことをおすすめします。
Wind ~Akeboshi~
「Wind」は某有名忍者アニメ(NHKじゃないよ)のエンディング曲。歌っているのは日本人ですが、曲はすべて英語歌詞です。
哀愁のあるメロディが特徴的なので歌詞はわからなくても聴けます。
歌詞は内容を正確に捉えていそうなサイトが見つからなかったのであまり触れませんが、
- 恐怖に恐怖しても意味はない
- そんな時間はもったいない
- そこに時間を費やしていたら最後は後悔するぞ
- 行動に移すことを恐れるな、大丈夫お前は正しい
的な内容っぽいです。二回目ですが「哀愁」ある曲です。
カチローが個人的に好きな音楽
ここからは完全にわたしの趣味です(笑)
カチローが好きな音楽が縦に並びます。
リスミー ~ポルカドットスティングレイ~
恐らくPS4を歌詞に入れた最初の曲ではないでしょうか?
ギターソロが不思議な雰囲気をだしていて、歌詞も独特なシティポップ。
独特の世界を独走している感じがまた良いんです。
ちなみにリスミーとは睡眠導入剤の名前。副作用として、
- 倦怠感
- 集中力の低下
- ふらつき
- 脱力感
があるらしいです。それを知ったうえで音楽を聴いてみると、なんかどっちつかずの世界観により深みを感じます。ちょっと睡眠導入剤のせいか意識が遠くなるような伴奏も味わいがあるんです。ふわぁ…眠。
MVも良いですよ!